刑務所でのスピーチクラブ

アメリカでは既にトーストマスターズに参加した被収容者が出所後に起業し成功を収めたケースがあります。

日本ではまだ実施には時間がかかりそうですが、このシステムをどのように日本独自の社会復帰プログラムとして機能させていくかを検討しながら、アメリカにおける様々なケーススタディーを検証しプログラム構築を目指していきたいと考えています。

今、言える事は、社会復帰を望む意欲的な被収容者をサポートするボランティア活動が日本に絶対に必要であるということです。

スピーチを行うことで「話すことを変えるということは思考を変える事」という被収容者の意見がありましたが、それは、トーマスマスターズが社会復帰をテーマにした環境下で機能している証だと考えています。

プログラム概要

就労に役立つ話し方講座プログラムの場合

開会・挨拶

司会の挨拶・全体の流れの説明

面接の心得・面接スピーチの仕方の説明

今日の言葉

計時係の説明

見本スピーチ

見本論評

参加者のスピーチ、参加者の論評

総合論評

挨拶

閉会

スピーチのテーマ(一例)

  1. あなたが尊敬する人は誰ですか。
    その理由は何でしょうか。
  2. あなたが『これだけは負けない』と思うことは何ですか。
    それはどうしてですか。
  3. あなたが一番気に入っている本はなんですか。
    またその理由を教えてください。
  4. 10年後の自分はどうなっていたいですか。
  5. 自分自身が成長したなと実感できることは何でしょうか。
  6. 今まで働いていた時にストレスを感じていたことは何ですか。
  7. 仲間とのコミュニケーションを円滑にするために最も必要なことは何だと思いますか。
  8. あなたが今までに一番感動したことを教えてください。
  9. 働くことは、収入を得る以外では、あなたにどんな意味やメリットがありますか。
  10. あなたにとって一番大事な人は誰ですか。
    その理由も教えてください。

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上記活動に限らず「こんなことをしてみたい!」というアイデアも大歓迎です。
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