ボランティア活動を立ち上げようとしているあなたへの助言

  1. 手を広げすぎないこと
  2. 企画を実現するためのメンバーの選定
  3. 人は集まる
  4. 楽しめることを選ぼう

 

1. 手を広げすぎないこと

達成したい目標は一つにする。

そのことでメンバー間の意思統一が図られる。

活動が進むにつれて様々なメンバーが加わってくると、メンバーの中から様々な問題意識が提起されるようになる。

これはこれでとても喜ばしいことであるが、必要性があるからといって、様々な課題に手を出してしまうと、メンバー間の考え方や思想の違いが大きくなっていき、団体の分裂をもたらす危険がある。

新しい問題に取り組むのであれば、その問題に共鳴できるメンバーが別の団体を立ち上げて、別の活動として行うようにすることでこのリスクを回避することができる。

2. 企画を実現するためのメンバーの選定

新しいことを始めるということは、これまでのやり方を否定するという要素が多かれ少なかれある。

そのため、「そんなことをしても無駄である」とか「そんなことをしてあげる必要はない」と活動を否定する人がいるし、従来の枠組みの中で関与してきた人たちは強い抵抗を試みる。

 

これに負けずに活動を開始、継続していくためには、一人でも続けていこうという熱意を持っているくらいのメンバーが必要となる。

このようなメンバーが多くいれば多くいるに越したことはないであろうが、一名いれば、他のメンバーにも熱意は伝染していく傾向がある。

 

ただし、このようなエネルギーを持つ人物は、世間でいう、いわゆる「空気を読まない人」であることが多いために、実務上の折衝や交渉で理想論に固執したり、原理原則を貫こうとしたりして計画の実現の足を引っ張ることがある。

このような事態を避けるため、このような一人の行動力を持つ人物に全て任せるのではなく、これを脇からフォローする人が2、3人は必要である。

そして、このようなサブとして企画の実現に向けてフォローする人物は、創始者に意見できるだけの影響力が必要なので、団体の立ち上げたメンバーである必要がある。

3. 人は集まる

みな人の役に立ちたいと思っている

ボランティア活動のうちには、比較的多くの人の同情や共感を集めやすものがある一方でなかなか一般人には理解してもらえない問題に対して活動していくものもある。

このような不人気であったり、マイナーな問題を扱う場合、せっかく活動を始めても誰も人が集まらないのではないかという心配もあるかもしれない。

 

しかし、あなたが始めようとしている活動に社会的な意味があると確信できているのであれば、迷いなく行動を起こすべきである。

世の中の多くの人は、日々の仕事以外に無償で誰かに奉仕する機会を探している。機会さえあればそのような活動をしたいと思っている人が想像以上に多くいるものである。

 

心配してなくても、あなたの活動に共感して力になりたいと思う人が必ず現れるし、また、最初から共感をしなくても興味をもってくれる人がいる。

このような人はタイミングさえあえばあなたの活動に協力してくれるはずである。

ただし、活動自体を知ってもらわないとこのような人のつながりも発生しないのでSNS等での情報発信は必須であると思われる。

4. 楽しめることを選ぼう

献身は続かない。

自分自身が楽しめることを選べば、継続的に続けることができるはずである。

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